Skip Navigation

Home, アメリカの教育システム

大学の選択

By David P. Anderson  

世界中から何百万人もの学生が、アメリカの大学に留学しています。なぜなら、アメリカには数多くの選択肢がある上、世界でも有数の優れた大学が存在するからです。選択肢があまりにも多く、留学先を決めるのは容易ではありませんが、自分に最も適した大学を慎重に選びましょう。

大学の選択

世界中から何百万人もの学生が、アメリカの大学に留学しています。なぜなら、アメリカには数多くの選択肢がある上、世界でも有数の優れた大学が存在するからです。選択肢があまりにも多く、留学先を決めるのは容易ではありませんが、自分に最も適した大学を慎重に選びましょう。

アメリカには3000校以上もの大学があり、選択肢は無限と言っても過言ではありません。したがって、大学を選ぶ際には、何が優先事項かを決める必要があります。アメリカの高等教育システムの優れた特徴の一つは、コミュニティーカレッジをはじめとして専門大学、私立の一般教養系大学、公立の大規模な総合大学までさまざまな形態の大学があり、ほぼだれでも自分に合った進学先が見つかるということです。また、大学を選択する際には、地理的条件や規模、取得できる学位なども考慮する必要があります。

海外から入学申請をする留学生には、難しい課題があります。これまでアメリカを訪れたこともなければ、関心のあるキャンパスを見たこともない人もいるでしょう。そういう場合は、大学の所在地や在学生、教授について、より慎重に下調べをすることが大切です。これらは学問の内容がどうであるかということと同様に、重要なポイントになります。

長期的な目標達成を念頭に早めにスタートしたい下調べ

最初のアドバイスは、留学したい大学に関して、じっくり時間をかけて調べるということです。どんな大学が自分に向いているかを知るには長い時間がかかります。少なくとも入学の12~18カ月前から大学の下調べを始めましょう。また、アメリカの大学の大半は8月または9月に始まることも忘れずに。留学生の多くは、高度な大学教育についていくために、ESLプログラムで英語を3~9カ月間学び、充分に英語力を養う期間も考慮する必要があります。

留学先を決定する過程で、チェックしなければならない事柄は想像しているよりずっと多くあります。以下の事項を参考にしてもう一度確認しましょう。

<留学前に確認しておきたい事項>

  • どのような教育を受けたいのか
  • 将来の目標は何か
  • 異国で4年間過ごす心構えができているか
  • 留学には生活費も含め、総額いくらかかるか
  • 将来就きたい職種にどのような資格が必要か
  • 日本政府はアメリカで受ける教育に対し、何らかの規制を課しているか
  • どんな学生組織に所属したいか
  • 大学を選ぶ際に、信仰している宗教を考慮する必要があるか
  • 入学したいアメリカの大学で取得できる学位は、日本政府の承認を受けているか

アメリカの大学に関する情報入手先

[ 教育アドバイザー ]

アメリカには教育上の選択肢が多いため、関連情報の入手先の把握が、志望校を絞るのに役立ちます。学生の多くは教育アドバイザーから大学に関する情報を入手しています。この教育アドバイザーとは大まかな定義であり、さまざまな人物や組織団体がこの役割を果たしています。

アメリカの政府機関としては、世界中のフルブライト委員会事務局だけでなく、大使館または領事館の広報部門後援の相談センターがあります。その他の機関としては、日本・米国政府共同機関の「バイナショナルセンター」、「インスティテュート・オブ・インターナショナル・エデュケーション」などの非営利国際教育機関によって運営されている留学相談センターも多数あります。

このような団体は通常、無料カウンセリングを行っていますが、切手代やコピー代などを別途徴収する所もあります。ほとんどの留学センターには、アメリカの大学のパンフレットやカタログが置いてあるほか、インターネットで大学情報を入手できます。また、TOEFLやSAT、GRE、GMATなど、重要な標準テストの資料なども入手できます。留学相談会を開催する留学相談センターも多く、アメリカの大学や学生生活に関するビデオを見た後、アドバイザーの話と質疑応答が行われたりします。

アメリカに留学した経験を持つ親類や友人に相談する学生もいます。人柄を知り、信頼を寄せている人物に、留学先の詳細をじっくり聞くことができるのは良いのですが、このような「内々の教育アドバイザー」の情報は1、2校に限られているという点に注意してください。広範囲な情報を得るためには、それらの情報だけに頼ることはお勧めできません。

多くの国に、民間の教育相談専門機関があります。このような機関は一般的に非営利団体に比べ、より多くの資料を抱えている上、アメリカの大学のみならず、数多くの集中英語プログラムと提携しています。手数料はかかるものの、学校選択、入学申請、ビザ取得などの手続きを手伝ってくれます。

ELSランゲージセンター(ELS Language Centers)の卒業生は、アメリカの大学に進学しています。ウェブサイトwww.collegedirectory.els.eduには、TOEFL免除で大学の学位を取得できる情報(ELSランゲージセンター経由)について詳しく掲載しています。

また、日本にいる学生だけでなく、すでにアメリカ国内で学校に通っている学生向けに、ELS大学入学斡旋サービスも提供しています。詳細は、Eメールで upsinfo@els.eduまで問い合わせてください。

[ インターネット ]

今日の学生は、一世代前の学生に比べ、インターネットでより多くの情報にアクセスできるようになりましたが、その反面情報過多に悩まされるという問題にも直面しています。そのため、一般的にインターネットは特定の大学や専攻分野に絞って利用するのが最善と言えます。www.StudyUSA.comを筆頭とする多数のウェブサイトには検索エンジンが付いていますので、絞り込み検索ができ便利です。www.StudyUSA.comwww.ESL.comは、特に留学希望の学生のために作られており、アメリカ留学全般についての情報を得ることができます。このようなウェブサイトを利用すると、情報が絞り込みやすくなるとともに、学校プログラム選択やビザ取得、大まかな学費など、貴重な情報を入手できます。また、日本語で検索もでき、学校に直接問い合わせたり、入学申請をすることもできます。

[ Study in the USA誌 ]

Study in the USA誌には、留学生を歓迎する素晴らしい学校が多数掲載されています。ぜひ参考にしてください。

学校選定要因

高等教育機関への進学を考慮する際、無数の選択肢の中から留学先を絞りやすいように、選定基準を集めました。次に挙げる基準はすべて重要ですが、基準によっては、それぞれ重要度が異ってきます。これらの要因を頭に入れ、自分にとって最も重要な優先事項について考えましょう。

[ コミュニティーカレッジ進学 ]

世界中でも、アメリカのコミュニティーカレッジに匹敵する学校のある国は多くはありません。

コミュニティーカレッジは公立の短期大学で、準学士号を取得できるほか、4年制大学の前半2年間を修了することができます。留学生の間では、入学条件が低めで、学費が安いコミュニティーカレッジに人気が集中しています。技術的な分野で準学士号を取得後、帰国する学生もいますが、留学生の多くは、学士課程の前半2年間をより低額な学費で修了するために、コミュニティーカレッジに入学し、その後近くの4年制大学に編入しています。

[ 専攻分野:メジャー ]

アメリカの大学では通常、他の国の大学のように入学時に専攻分野を決める必要はありません。しかし、学びたい分野が前もってわかっている場合は、志望校に同分野で認可されたプログラムがあるかどうかを調べておきましょう。ビジネスや情報技術のような人気の専攻分野は、ほとんどの大学で学べますが、海洋生物学や考古学のようなより専門的な分野に興味がある場合、事前に調べておくことが重要です。

少数の専門的な高等教育機関を除き、アメリカの大半の大学では、数多くの科目がそろっています。ほとんどの場合、専攻分野の勉強をしながら他の科目も履修する事ができます。伝統的なリベラルアート(一般教養)系の大学では通常、理系および文系の学士号を取得できるとともに、教授とより密な関係を築いたり、研究により深く関われるという利点があります。

アメリカには、ビジネスや工学などの専門大学があります。主に専攻分野の科目だけを教えるような大学を選ぶのも一つの方法です。また一方で、幅広い分野の科目を教える大学で、専攻以外の科目も同時に学ぶのも一考です。

[ 学位および大学院 ]

学位を取得したい場合、該当する教育機関に情報請求や入学申請をしましょう。高卒、大学在学中、または中退した学生は、大学課程(2年間の準学士号または4年間の学士号)に申し込むことになります。ほとんどの大学課程の場合、特定の学部でなく、大学に申し込みます。

修士号や博士号は大学院で取得しますが、志願する大学院が、夜間や週末だけのプログラムではないことの確認が重要です。なぜなら夜間や週末だけのプログラムだと、正規の学生ビザステータスを満たすことができない恐れがあるからです(MBAプログラムの多くは、夜間や週末だけのプログラムです)。

大学院に申し込む場合、大学課程への入学とは異なり、志望する学部に直接申請します。大学院に進学する場合には、大抵GMATやGREのような標準試験のスコアを提出する必要があります。また、4年制大学卒業の学士号に相当する学位を有していることが前提となります。

[ 教育水準および評判(ランキング) ]

アメリカの大学の中には、入学競争率が非常に高い所があります。特に有名一流大学となると、外国人留学生の入学は難しくなります。ほとんどの学生の場合、全米上位50校にランクされる大学への入学に固執するよりも、学びがいのある質の高い教育を行っている大学に行く方が現実的といえます。

各大学の入学選考基準を調べ、自分の学業成績が基準を満たしているか確認しましょう。また、志望大学に入学できる可能性について、進学指導の先生やカウンセラーに相談してください。アメリカの大学は通常、学生の入学選考に当たり、学業成績のほか、課外活動への取り組みも考慮します。標準テストの得点も大切ですが、学校の成績の方がより重要視されます。

[ 所在地 ]

選択肢が多すぎて留学先を決めかねている学生は、どんな地域に住んでみたいかを考えてみるのも一案です。アメリカに留学している学生の大半は、東海岸や西海岸付近に住んでいます。例えば、出身地が温暖な気候の学生の場合、有名な大学はあるものの、寒冷地であるニューイングランドに住めるかどうか、考慮すべきでしょう。

特定の文化活動やスポーツ、レクリエーションを余暇に楽しみたいかどうかも、留学先を選定する重要な要因となります。ウインタースポーツが好きな人は、コロラドやバーモントのような山岳地域に魅かれるでしょうし、サーフィンを楽しみたい人はフロリダの大西洋岸、演劇に趣味のある人はサンフランシスコやニューヨークに住みたいと思うでしょう。

例えば、学生たちはオーランドにあるセントラル・フロリダ大学(University of Central Florida)の多文化多言語学生センター(CMMS)の1ヵ月の夏期プログラムに参加し、ディズニー・ワールド、ユニバーサルスタジオ、ケネディー宇宙センター、そして近くの海岸などに出かけます。この小旅行には映画やボウリング、海水浴、ショッピングなども含まれており、そこで学生たちは、ネイティブスピーカーとの生きた英語による会話を存分に楽しむことができます。

日本人留学生の中には、日本人コミュニティー近辺に住みたい人もいます。そのため、ニューヨークやロサンゼルスなどは留学生に人気があります。

その一方で、アメリカ文化にどっぷり浸れるように、「アメリカの真ん中」に当たる中西部を選択する学生もいます。実際、全米でも最も重要な研究所を抱える大学の多くは、カンザス州ローレンスやウィスコンシン州マディソンのような小さな都市や街にあります。このような都市は、海外ではあまりなじみがないかもしれませんが、アメリカでは比較的生活費が安く、質の高い「大学の街」としてよく知られています。

[ 立地環境(都会、郊外、町) ]

留学先を決める上で、学校所在地の規模も地域同様に重要です。ほとんどの大学が、ニューヨークやサンフランシスコ、シカゴのような大都市にあるわけではありません。先に述べたように、毎年何千人もの留学生が入学する優秀な大学の多くは、小さな都市や町にあります。大都市出身の人は、そのような小都市での生活に馴染めるかを考える必要があるでしょう。しかし、毎年何万人もの学生が小さな町の大学に留学していることからも、ほとんどの人が新たな土地に順応できるといえるでしょう。

妥協案として、大都市周辺の住宅地である「郊外」を選ぶという方法もあります。郊外には魅力的な大学が数多くあります。郊外は、住宅地の静寂さと国際的規模の施設が必要とするスペースに恵まれており、都会の華やかさも味わうことができます。もちろん、大都会の中心には選択しきれないほど多くの大学があります。

[ 留学費用 ]

生活費を含めた留学にかかるすべての費用を計算してみましょう。この情報の多くは、各大学のウェブサイトで調べることができます。通常、私立の一流大学の学費は、公立大学より高めですが、中には公立と学費が変わらない所もあります。

一般的に、東海岸や西海岸から離れた地域ほど生活費が低く、場所によってはかなり安く生活できる所もあります。優れた大学システムで有名なカリフォルニア大学(University of California)とカリフォルニア州立大学(California State University)は、数多くの魅力的なロケーションに分校があり、学費も良心的ですが、生活費が他州に比べ2倍近くかかるため、カリフォルニアでの総費用は高くなります。

[ 大学の規模 ]

留学生のほとんどは、優れた研究機関のある大規模な大学に入学しています。通常、このような大学は公立大学で、州政府からの助成金で成り立っています。カリフォルニア大学バークリー校(University of California, Berkeley)やウィチタ州立大学(Wichita State University)などは、家族や将来の就職先などにもよく知られた海外の「ブランド名」として通っています。しかし、大規模な大学よりも、何百もある小規模の大学の方が学習に適している場合もあります。

一般的に小規模の大学の方が、「守られた」環境にあり、1クラスの学生数も少なめです。学生対講師の比率も低いため、留学生に親身に対応してくれる可能性が高く、教育的にも文化的にもアメリカに適応しやすいといえるでしょう。また、小規模の大学の方が、大学生活そのものにも慣れやすいかもしれません。

研究に力を入れている大規模な大学には、建築学や工学のような技術的な専攻分野があり、公立の場合、学費も低めです。このような大学には留学生が多く、日本人留学生も在学していると思われます。

[ ブリッジプログラム ]

ブリッジプログラムは、英語プログラムでスキルアップをしている間でも、学位取得に向けての単位を取ることができるプログラムです。

本来は大学に入学するために十分な学問の知識はあるものの、英語の基準を満たせず、もう少し英語力を強化しなければならない学生のためのですが、ブリッジプログラムには、英語力が基準を満たしていない学生でも受講できるクラスがあります。したがって学生がTOEFLの基準を満たして入学した際、既に卒業に向けていくつかの単位を取得していることになります。

[ TOEFL条件(またはTOEFL免除)]

ほとんどの留学生にとって、TOEFLは不安の種ですが、英語で教育を受けていない限り、ほぼ避けて通れない試験です。各大学によって入学必須条件は異なりますが、通常、有名大学ほどより高いTOEFLスコアが要求されます。したがって、留学希望校の入学条件を事前に調べておくことが必要です。

アメリカの大学の中には、留学生に最も人気の高い「TOEFLウェーバーオプション」と呼ばれるシステムを採用している所があります。このシステムは、大学付属の集中英語プログラム(または提携英語プログラム)の最上級クラスを修了した場合、大学にTOEFL免除で入学できるというものです。ELSランゲージセンターなどのような私立の語学学校も、TOEFL免除で入学できるように数多くの大学と提携関係を結んでいます。

[ 認定制度 ]

認定(Accreditation)とは、大学やプログラムが全米の教育水準に見合うことを証明するもので、認定の確認は非常に重要です。非認定の大学で得た単位が認定大学では認められず、編入できない場合もあります。また卒業後、日本政府に学位を認められず、希望の職種に就職できないこともあります。

アメリカには、文部省のように全米の高等教育の基準を制定する政府機関はありません。各州政府も学校の経営状態や営業免許を認可しても、教育の質自体は認定しません。

代わりに、アメリカでは大学が提携して組織をつくり、独自の基準を設けています。「認定機関」と呼ばれるそれらの組織が、それぞれの大学を査定します。基準に見合う大学は「認定」され、認定機関の学校リストに掲載されます。認定校であり続けるには、これらの高い基準を保持する必要があります。

[ 認定の種類 ]

アメリカの大学の認定機関には、インスティテューショナル(institutional)、およびプロフェッショナル(professional)という2種類の組織があります。日本政府は、上記2種類の組織に認定された大学の学位しか認めないことがあります。

インスティテューショナル認定は、大学組織自体を認定するもので、プロフェッショナル認定は、法学、医学、工学、ビジネスなどの特定の大学院などによって定められた基準をもとにし、これらの専門職に携わっている者から選ばれた認定官によって決定されているものです。

米国教育審議会(AmericanCouncilonEducation)から出版されている「Accredited Institutions of Post-Secondary Education」の最新号で認定の有無を調べることができます。学校や最寄りの留学相談センターの図書館などで探してみましょう。また、Greenwood Publishingから直接購入もできます。電話: (203)226-3571、(800)225-5800、またはウェブサイトwww.greenwood.comで注文できます(1部US $75+送料)。

この他に、高等教育認定委員会(Council on Higher Education Accreditation)の公式ウェブサイトwww.chea.orgや、米国教育情報ネットワーク(U.S. Network for Education Information)の公式ウェブサイトwww.ed.gov/NLE/USNEIも参考にしてください。

Study in the USA誌に掲載されている学位を授与する大学は、すべて公式に認定されています。語学学校など、学位を授与しない学校やプログラムの認定の有無は、それぞれの専門組織への加入状況により異なります。

[ 学校との連絡 ]

志望校を吟味し、6~8校に的を絞り、これらの学校からさらに詳しい情報を取り寄せます。当ウェブサイトの資料請求ページからオンラインで資料を請求してください。語学学校や大学に入学希望の場合は、各志望校の入学事務局に、それぞれ1枚ずつ郵送してください。Eメールで連絡を取る際には、本サイトで学校の広告を見たことを書き添えましょう。学校側から、授業カリキュラムや課外活動等を説明したパンフレットが、郵送またはEメールで送られてきます。

大学と大学院では、入学申請先が異なる点に留意してください。大学に入学を希望する場合には、大学課程の入学事務局に連絡します。大学院進学の場合、入学を希望する学部の部長や大学院の入学事務局に留学資料請求用紙を郵送してください。本誌付属の請求用紙を使用しない場合は、本サイトで学校のことを知った旨を書き添えください。

以上のような手順を踏んで、アメリカの大学に求める優先事項を整理し、情報収集を開始しましょう。アメリカは、進学をするのに素晴らしい国です。皆さんが希望する大学に無事入学できるよう、願っています。

[ リベラルアート ]

アメリカの大学生の多くは、入学して1年以上経ってから専攻を決めます。中には、卒業が遅れることになっても専攻を変更する学生もいます。専攻分野を決めかねている学生はたくさんおり、実際に、毎年、何千人ものアメリカ人学生が専攻未定のまま大学に入学しています。そのような学生は、各自に合った分野を見つけるために、バラエティー豊かな分野で広範囲にわたる科目が学べるリベラルアート(一般教養)を選択しています。リベラルアートは、学生に幅広い豊かな教育を身に付けさせることを目的としています。

一般教養に力を入れている大学では、理系科目から歴史、音楽、芸術、文学のような文系科目まで、幅広い分野から学ぶことが義務付けられます。さまざまなクラスを受講して、これまで知らなかった興味深い分野に出会えたり、自分の隠れた才能を発見できるかもしれません。そして結果として、入学前には考えてもいなかった分野を専攻することさえあるのです。

一般教養の学習自体が価値のある経験です。さまざまなな学問分野や考え方に触れることができ、加えて、どの職業にも欠かせない効率的なコミュニケーション能力や批判的思考能力が養えます。実際、多くの学生が大学院に進学したり、特定の職業に就く前に、一般教養を専門に教えるリベラルアート系の大学に通い、バランスのとれた教育を受けることを望んでいます。

By David P. Anderson

David P. Anderson is the Director of Special Projects and University Programs at ELS Language Centers, the world’s largest chain of intensive English programs based on university campuses, www.els.com.