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コープ教育
CooperativeEducation(コープ教育)は、キャリア構築の第一歩です。プログラムに参加した学生は、一歩先にアメリカの仕事の現場に足を踏み入れることができ、大学の学位だけでなく、専門分野に関連した職業経験を身に付けて卒業できます。
CooperativeEducation(コープ教育)は、キャリア構築の第一歩です。プログラムに参加した学生は、一歩先にアメリカの仕事の現場に足を踏み入れることができ、大学の学位だけでなく、専門分野に関連した職業経験を身に付けて卒業できます。
コープ教育の長所
- 授業で学んだ知識を実際の職場経験に生かす機会が得られる
- 将来のキャリアを検討する上で役立つ
- 給与が支払われるので、学費の負担を軽減できる
- 卒業後の採用機会が向上する
- 履歴書作成や面接のテクニックなど、実践的スキルが身に付く
- 生涯にわたり「学んだことを仕事に生かす」という学ぶ姿勢を養い、チームワークや批判的分析力といった職場で生かせるスキルの向上が図れる
- 収入を得ながら職業経験を積めるため、大学への入学や学士号取得への意欲を高めることができる
- 仕事に対する尊重心や自信が湧く
- 将来のキャリア構築に役立つ
学業と職業
アメリカでは長年、900校以上の大学で「コープ教育」が採用されています。"coop"と言えば、一般に集団農場や集団工場を意味しますが、ここでは、「コーポレーション(cooperation:協力)」を意味し、大学からは学業プログラムを、企業からはキャンパス外での職業経験を提供するという協力体制を指しています。
大学は、就職先を探す手助けをしてくれ、企業は学生を監督し、業績を評価し、給与を支払います。
卒業に必須
コープ教育プログラムに参加しないと卒業できないという大学もあり、学業プログラムと同様、多岐にわたっています。
例えば、ウェントワース・インスティテュート・オブ・テクノロジー(Wentworth Institute of Technology)で学士号を取得するには、コープを少なくとも2セメスター取ることが必要です。学士課程の最初の2年間を修了後、実際の職場で有意義な仕事がこなせるだけの知識と経験を積んだ後にコープに参加します。
同校の各専攻分野では、コープ教育がカリキュラムに組み込まれています。テクノロジー分野専門の学校なので、建築事務所、設計事務所、下水処理工場、ソフトウェア企業が主な参加企業となっており、実際に学生は、スミソニアン・インスティテュート、香港空港局、ジレット社、フィデリティー・インベストメントなどでコープを行っています。
学生は、必ずしも大学の近辺でコープを行うとは限りません。自国でのキャリアを望むウェントワースの留学生は、アメリカ国外でコープを行います。
就職への近道
ニューヨークのペース大学(Pace University)の学生は、学期中、夏休みや1学期間フルタイムでコープを行います。受け入れ先に、ソニーやJPモーガンチェース、アーンスト・アンド・ヤングなどがあります。
カンザス州にあるウィチタ州立大学(Wichita State University)では、ほとんどの学生がセスナ社やボンバーディア社などの地元の小型飛行機製造会社でコープ教育を受けていますが、ボーイング、NASA、マイクロソフト、ヒューレットパッカード、シスコシステムズなどの州外の企業で働く学生もいます。学生の平均時給は9ドルですが、工学や科学分野の学生など、中にはそれ以上の給料をもらっている学生もいます。コープ教育プログラムにはどの専攻の学生でも志願できますが、同校では、特に名声を誇る航空宇宙工学やそのほかの工学分野での就職斡旋に強く力を入れています。
実際に仕事をこなすように
大学側は、学生を受け入れてくれる企業を見つける手助けをしてくれますが、実際にポジションを獲得するのは学生の責任です。「現実の社会」同様、きちんと職探しを行い、面接をパスし、仕事をしていかなければなりません。アメリカ政府は、F-1ビザで就学中の留学生には、学位を取得する前に最長1年間のオプショナル・プラクティカル・トレーニング(OPT)の機会を与えており、コープもこれに含まれます。
国際的な雇用市場では、コープを経験した卒業生に対する需要が高まっています。企業は、学生が授業で学んだ知識、ラボでの実施経験、スタジオでの作業、実際の職場での経験を身に付けていることを知っているからです。また、コープによって、学費が捻出できるほか、採用時にセールスポイントとなるスキルを身に付けることもできます。コープ教育プログラムを運営するスタッフは、コープが将来のキャリアをスタートさせる素晴らしいシステムであることを確信しています。








